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2016.08.02[ハーネス規格編]①厳しい規格のもとで(前編)

  • こんにちは、山崎です。

     

    今回は「ハーネスの規格」を2回に分けてお話します。

     

     

    【ハーネスの規格~その①】

     

    ハーネスは、自由に作って良いわけではありません。

    決められた形や強度があります。

    ではその規格は、何に基づいているのでしょう?

     

     

    「フルハーネス」の形や強度は、JIS(日本工業規格)(*1)で定められています。

    各メーカーは このJISに準じ、ISO(国際標準化機構)(*2)に従ってマニュアルを作成し、そのマニュアル通りに製造をします。

     

     

    ISOが優れている点は、定期的に自社とは異なる「第三者」から、

    チェックされることが義務付けられている点です。

     

    「第三者」のチェックで満足のいかない結果が出た場合、

    ISOは取り上げられてしまい、製造販売は出来なくなってしまいます。

     

     

    では、「第三者」はどのような所をチェックするのか?というと、

     

    マニュアルは完璧に作られているか?

     

    作業はマニュアル通りに行われているか?

     

    作業者はマニュアルを理解しているか?

     

    厳しい条件で製造されているので、ISO取得工場で製造されているという事は大きな安心につながります。

     

  • 「フルハーネス」を含めた安全帯について知りたい場合は、

    「JIS T 8165」と入力すれば、ネットで誰でも閲覧できます。

    少し難しい書き方がされていますが興味のある方はぜひご覧ください。

     

     

    次回はこの「JIS T 8165」に記載されている規格についてお話しします。

     

    山崎でした。ありがとうございます。

     

    *1.JISは主務大臣が制定する国家標準です。

    *2.ISOは160を超える諸外国が加盟している統一規格を策定する団体を指し、日本も1952年から加盟しています。

     

    [次の記事はこちら!][ハーネス規格編]②厳しい規格のもとで(後編)