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志在千里(社長ブログ)

2021.02.17『風の時代』

  •  「風」の時代が始まる、と聞いたのは2020年の年末でした。終わりを迎えたのは「土」の時代。「土」が象徴するものは、形ある物・経済などで、所有を表すそうです。 

  •  約200年前に起きた産業革命。資本家と労働者の階級が区別され、戦争も巨大化。そして今、大量生産・大量消費、さらには大量廃棄の時代にあると言えます。新しい「風の時代」とは、どんな時代でしょうか。風が吹き荒れて、「コロナが収まれば」と言っていた時から、もう収まっても元通りには戻らないと気づきました。「風」は形がなく、目には見えないですが、葉を揺らし、身体で感じます。今、急激に変わりながら大量に流れ出る情報も、その時代を告げているのでしょうか。今までは集団に合わせ、集団に所属することが安心、安定とされてきましたが、それも変わるのでしょうか。

  •  コロナで露呈したのは、テレビという媒体を使って煽る報道を繰り返すメディアを信じられなくなったこと。総務省の情報通信白書によると「平日・休日ともに、テレビ視聴の平均利用時間が減少した一方で、インターネットの平均利用時間は、増加傾向にある。」とされ、世界各国でもテレビ離れは増えています。 

  •  1年3か月の工期で地上333メートルのタワーを作った鳶職人、約22万人。半世紀以上前、日本電波塔の建築に関わった職人たちは命綱無しで工事をしました。開業の翌年、台風の災害史上最悪の被害を及ぼした伊勢湾台風、風速52mの風にびくともしなかったことも、大きな話題になったそうです。 

  •  日本での安全衛生教育の萌芽は大正時代。以来、教育活動は継続され今日に至ります。労働災害が多かった昭和30年代と比較し、7分の1まで減少しました。今、「安全は恰好いい」時代が来ています。今まさに、各自が判断する能力も向上し、先ず自分の「安全」を守る風土が定着しつつあると感じます。 

     さあ、風が吹き、まもなく春がやってきます。冬の次は春、有難い自明の理です。土から建築構造物が伸び、風を受けしなやかに立ち向かい共生する。長いトンネルの先には光があるのです。 

     皆様 今日も、ご安全に。