本認定は、県内企業の女性活躍を促進するための制度として、
県と神戸市が共同で令和4年11月に創設したものです。
女性活躍や多様な働き方等に積極的に取り組む企業等を
「ひょうご・こうべ女性活躍推進企業(ミモザ企業)」として認定しています。
株式会社基陽は、第一回、第二回と連続して「ミモザ企業認定」を受けています。
ミモザ企業認定は重点取り組み事項から認定基準が設定されており、
基陽は全20項目のうち14項目(7割)以上の達成で認定をいただきました。
基陽で活躍する社員が、仕事と家庭・プライベートを両立しながら柔軟に働けるように。
そして、製品を通して、女性の働きやすさを現場にお届けできるように。
そんな想いをもって取り組みを進めています。
ホワイト企業大賞とは、社員の幸せと働きがい、社会への貢献を大切にしている企業に
授与される賞です。
株式会社基陽は子会社である安琳も含めて、日本で唯一、
8年連続でホワイト企業賞を受賞しております。
賞の選考は、パート、派遣の方々も含めた働く方々へのアンケート調査から、
組織のホワイト企業指数等の計測、ヒアリングなどを行い、企画委員会で検討されます。
賞には様々な種類があり、経営者と働く人たちの想いと行動で育まれた、
個性豊かな組織の特長にフォーカスした賞が設けられています。
基陽で活躍する社員一人ひとりが、笑顔で楽しく働き続けられるよう真摯に向き合い、
私たちの「お声を聴いてカタチにする」という得意分野でお客様に貢献してまいります。
・ホワイト企業大賞の過去受賞歴はこちら
グッドデザイン賞は、単にものの美しさではなく、人、社会そして未来を豊かにする
デザインを評価・推奨する賞です。
株式会社基陽は、現在までに4回のグッドデザイン賞を受賞しております。
特に金賞を受賞した2014年では、約3,600件の中の19社として選んでいただきました。
2022年度グッドデザイン賞(女性用フルハーネス ノングラプロミネ)
現場で働く女性から「今の女性用と言われているモノの多くは、男性用サイズを
小さくしたか、色を変えただけで、自分達の身体や動きに合わない」というお声を聞き、
女性と一緒に生地から作り、動作性、フィット感を追求した開発したストレスゼロの
女性専用フルハーネスが生まれました。
〈受賞対象の詳細〉
女性の体に負担のないよう軽さにこだわり、業界最軽量クラスを実現した、
女性のためのフルハーネスです。肌に食い込む金属パーツを減らすといった
身体への優しさと、光沢感のあるなめらかなベルトを使った
スタイリッシュなファッション性が特長です。
現場で働く女性の「働きがい」と「働きやすさ」を実現します。
〈審査委員の評価〉建設産業で働く女性のためのフルハーネスを軽量に実現できたことが評価された。
視認性あるカラーリングで、薄く微光沢があるテープ部分やバックル部分の素材や
加工にも気配りが見える。今まで男性需要に重点を置かれ作られていたアイテムが、
女性技能者にもフォーカスを当てて作られることによって、
職業の可能性を広げる社会活動としても前向きな姿勢である。
2022年度グッドデザイン賞「受賞ギャラリー」はこちら
2018年度グッドデザイン賞(じゃばらストレッチフルハーネス)
現場で働く職人さんにお話しを伺うと、
動きにくいからとハーネスの腿ベルトを緩めて使っていらっしゃることが多い一方で、
転倒リスクや落下時の衝撃増加にもつながってしまう現状を知りました。
作業性と安全性を両立できるようなハーネスを創りたいと、
業界で初めて開発したじゃばら式ランヤードの技術を応用してできたのが、
じゃばらストレッチハーネスです。
〈受賞対象の詳細〉
高所作業者を墜落から阻止するために、ランヤード(命綱)を接続する、
作業者が体に装着するフルハーネスである。従来のフルハーネスは作業者の体を拘束し、
動きに対して突っ張り感があった。その問題点に対して、臀部と大腿部のベルトに
伸縮素材を取り入れることで、しゃがむといった動作の際にも体にフィットし、
作業の快適性を向上させた。
〈審査委員の評価〉今年度から着用が義務づけられたフルハーネスの着心地と作業性を提案した製品。
伸縮性の素材を使うことにより、動きやすさは格段に向上し、フィットすることにより、見た目はスリムである。安全と隣り合わせの現場における、社会的な意義が高い上、
作業者の負担軽減と安全性の向上、そして作業現場のファッション性の向上にも
寄与する製品となっている。
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2014 年度グッドデザイン賞 金賞(剣フック)
建築現場での落下事故原因のひとつである「フック掛け外しの際の指の引っかかり」に
着目し、使う職人さんの目線になって開発されたのが、剣フック(つるぎフック)です。
〈受賞対象の詳細〉
建築業界は全産業の中でも依然として墜落・転落死亡事故の割合が60%と高く、
墜落防止ロープは必携であるが高所での移動中のフック架け替え時に発生する
落下事故が無くならない。このフックは架け替えのし易い構造を目指し、
全体を大きくすること無く開口部のみを広げる工夫を施した。
指の形を模した外れ防止レバーはすべり防止にも役立つと共に
握ったときの安定感を増した。これら形状の工夫により開口部を従来市場にある製品に
対して116%広げることに成功。この形状を鍛造アルミニウムのフックに用いることで
従来フックの67%に軽量化。
素材の良さをマットブラック塗装で表現し美観に富む製品となっている。
〈審査委員の評価〉
高所建設現場で働く人たちの命を守る安全帯。しかし、実はこの安全帯を外すときに、
落下事故が一番起きやすいという。このフックは、高所での事故をなんとか減らしたい
という思いから、「外れにくさ」ではなく「外しやすさ」を追求し開発された。
スムーズな取り外しの機構と、開口部の拡張を実現し、また素材においてはアルミの鍛造で、
色はマットなブラックというこだわりがなされ、命を守る道具としてだけでなく、
一日中身につけるものとしての美的な側面まで意識されたプロダクトとなっている。
機能面から精神的な部分にいたるまで、建設業界を下から支えるデザイン姿勢を高く評価したい。
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2014
年度グッドデザイン賞(じゃばら駕王ランヤード)巻き取り式とロープ式のランヤードが主流であった時期に、
業界で第3
のランヤードとして初めて開発された「じゃばらランヤード」。
「巻き取りは重い」「ロープはじゃま」という現場の声から、
巻き取り式とロープ式両方の良いところを活かして考えました。
開発のヒントは、女性が髪を結ぶ際に使う“シュシュ”をベースに作られました。
じゃばらランヤードを初めて開発した基陽は、更に使いやすいモノを!と開発を継続し、当社従来のじゃばらランヤードに比べて伸縮性が30%高い製品を新たに開発しました。
そして、安全性への想いを「ガオー!!」という叫びに込めて、
「じゃばら駕王(がおう)ランヤード」と名付けました。
〈受賞対象の詳細〉
高所作業時の墜落防止ロープである本製品は、既存の縄式や巻き取り式の優位性を持つ
一方で、各々が持つ欠点の克服がなされた有意義な製品である。
具体的には、縄式は軽便で安価であることが優位性であり、
欠点は長さが変わらない点である。巻取り式はロープを収納する構造なので
常に必要な長さになり、他の構造物等に絡まない点が優位性であり、
欠点は重く、高価で壊れやすい点である。
じゃばら構造の本製品は、軽便で巻取り式と比べ安価でありながら、
収縮する特性から未使用時に他の構造物と絡みにくい。
また、規則正しいじゃばら構造により、より高い収縮性を得ると共に、
伸長時から収縮時に至る復元時間の短縮に効果を発揮している。
〈審査委員の評価〉高所作業の現場においてなくてはならない安全帯の機能向上に
根本的な問いから取り組んだデザインである。伸縮機能はないが安価な綱式と、
伸縮機能があり操作性はよいが、重くて高価な巻き取り式、両方の欠点と優位性を、
ジャバラ構造を採用することによって解決、両立させ、伸縮可能で、軽く、
そして安価な商品として実現させた。作業者の命綱であるため、伸縮率や取り回し、
軽さなどの機能面での徹底したこだわりに加え、一日中身に付けるものとしての
ファッション性や作業者のモチベーション向上への貢献も視野に入れるなど、
業界全体を支えるデザインの姿勢も高く評価できる。
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起業、NPO法人での活動、地域活動などにチャレンジすることで輝いている
女性個人、女性団体・グループなどを、内閣府の男女共同参画担当大臣が表彰する「女性のチャレンジ賞」に、当社代表取締役社長・藤田
尊子が受賞しました。
サンテレビ【ひょうご発信!】IDOカフェに出演いたしました。
2019年2月17日(日)放送分
「高校生のための企業研究ガイド 2019」(東播磨・北播磨版)に掲載されました。(P.22)
電気工業業界のオシャレ化を進める製品としてご紹介いただいております。